【商標登録】自分で商標登録をしました。
この度、像形ではオリジナルCMS「ZNOTE(ゼットノート)」の商標登録取得をしました。
[ お知らせ : 商標登録取得のお知らせ ]
経験値を積む意味でも自分で商標登録の手続きをしました。
この記事は、自分で商標登録を取得するまでを簡単にまとめています。
<手続きの流れ>
1.商標の調査
まずは、商標登録したい商標が既に登録されているか調べます。
・特許情報プラットフォーム
使い方はこちら:http://www.inpit.go.jp/content/100860777.pdf
2.商標の出願
・商標登録申請書作成・送付
書き方:http://www.inpit.go.jp/blob/archives/pdf/trademark.pdf
・出願(申請)番号通知
・識別番号通知
・書類の電子化費用支払い
3.審査
審査が通るまで繰り返し訂正をします。
・訂正
・手続き補正書送付
・受領書
・書類の電子化費用支払い
5.登録
・商標登録料納付
・受領書
・登録証
<費用>
1.出願費用
出願区分数による費用
1区分:12,000円
2.登録費用
登録区分数による費用
1区分
5年:28,400円
10年:40,200円
2区分
5年:53,400円
10年:77,000円
3区分
5年:78,400円
10年:113,800円
5年は分割払いになります。
5年経過後、残りの5年分を支払わない時は、効力が無くなります。
3.電子化費用
基本料金[1,200円] + 枚数×700円
訂正をするたびに手続き補正書を提出するので、その都度費用が発生します。
※電子データで送付する場合は、電子化料金はかかりません。(専用の端末が必要)
4.郵送費用
・書類送付×(書留+郵送)
書類を送付する回数は、最低2回(登録申請書送付、登録料納付)+修正回数
<感想>
・審査の手続き補正所提出から書類の結果通知まで、5ヶ月かかった期間がありました。
・該当する区分に対して、商標権で守りたい内容を漏れなく記載する事が難しい。
・既に登録された類似商標の役務を参考にするのが一番の近道だと思います。
・参考になる商標がなかったり不安がある場合は、業者に依頼するのが無難だと思います。
・訂正回数次第では、書類の電子化費用が地味に膨らみます。
※商標登録は弁理士等に頼まなくても出来るが、漏れがある可能性があります。
※掲載している費用は、記事作成時点での価格です。