SNS は「使い分け」が大事
WEBサイト同様に、SNSを利用して情報発信することが当たり前のようになってきましたが、
どう活用すればいいか、どのSNSが自社にとって最適なのかと
悩まれることも多いのではないでしょうか。
「とにかく人気のあるSNSでアカウントを開設して同じような内容を投稿する」という運用では、
なかなか継続することも大変で、得られる効果も低くなる可能性があります。
また、SNSごとに特徴があり、そこに集まるユーザー層や情報の拡散の仕方などが異なります。
実名制であることからシェアされた情報については、
「○○さんがシェアしているなら」という安心感・信頼感のようなものが期待できます。
代表的なSNSの特徴をまとめてみましたので参考にして頂けたらと思います。
<Facebook>
30代・40代を中心にビジネスマンの利用が多く、
プラットフォーム自体が他のSNSと比べてフォーマルな場になっています。
そのため、「企業からの情報発信」という真面目な体裁をとりやすくなっています。
また、実名制という特徴から、広告配信などの際に年代・業種・興味関心分野などで
細かくターゲティングできるのが特徴です。
利用ユーザー層は、30代以上がメインになっており、
比較的真面目な情報発信が効果を持つSNSです。
<Twitter>
140文字という限られた文字数で、いかにユーザーの興味を引き、
拡散しやすいツイートができるかが求められます。
一般ユーザーの投稿でも10万件以上のリツイートが発生するなど、
他のSNSよりも爆発的な拡散力が見込めるのがTwitterといえます。
<Instagram>
メインとなる画像だけでなく、「ストーリーズ(ストーリー)」と呼ばれる
24時間限定で動画投稿できる機能が登場したことにより、
ますます視覚的に訴える投稿が求められるようになってきています。
企業が統一した世界観を作り出し、ユーザーからの共感やフォローを生み出すことが
マーケティング活用のカギとなるでしょう。
「インスタ映え」という単語が流行語大賞を受賞するなど、
若年層を中心に「自分の生活が充実している(リア充)アピール」の場として普及しています。
InstagramにはTwitterのようにリツイート機能はなく、
投稿はハッシュタグ「#」によって広まっていきます。
2017年12月からはハッシュタグそのものをフォローできるようになり、
キーワードでの情報収集が可能になりました。
ハッシュタグは多くつける方がユーザーに見つけてもらいやすいことが
すでにさまざまな調査によって明らかになっており、
その中でも投稿数が多いハッシュタグをつけることが大事です。