さようなら、Flash
2019年10月28日月曜日にGoogleのウェブマスター向け公式ブログにて以下のようなタイトルで記事があがりました。
「さようなら、Flash」
https://webmaster-ja.googleblog.com/2019/10/goodbye-flash.html
要約すると年内にGoogle検索でFlashコンテンツが無視されるというもの。
2019年現在でFLASHに頼っているホームページはないと思うので、特に影響はないと感じています。FLASHといえば90年代後期から00年代前期までウェブ上のアニメーションだったりリッチなコンテンツを表現させ、当時の制作者もユーザーもその虜にされました。
しかし、FLASHの脆弱性や管理のしにくさは当時から懸念されており2010年代に入ってからはスマートフォンの普及と、そのOSがFLASHの再生をサポートしなくなるのを皮切りにFLASHは衰退していきました。
私もまた昔、FLASHに魅了された一人でありますが2019年末に「さよならFLASH」などと言われても10年ぐらい前からパソコンの各種ブラウザーでも再生サポートを打ち切っているので、何が今更さよならなのかと思いましたが、Google検索から無視しするという天下のGoogle視点からのさよならだと気付くと何か無性に悲しくなります。ちなみにFLASHをブラウザーで再生させるソフトであるAdobeのFLASHplayerは2020年にはサポートを打ち切り、ダウンロード出来なくなり来年には世の中からFLASHをネット上で再生させる手段が完全になくなってしまいます。
さてしかし、今日のFLASHの技術はHTML5canvasというウェブ規格で引き継がれています。もし、かつてのFLASHを現在のブラウザーやスマートフォンで再生させたい場合は上記の規格に変換すれば再生可能です。変換にお困りでしたらご相談頂ければと思います。
※厳密にはブラウザーで再生するアニメーションはFLASHで制作されたswfというファイルになりますが、この記事では便宜上FLASHに統一しています。