一年=12か月となったのはいつからなのか?
その他:2024年02月09日
以前のブログで、9月~12月の英語での月の名前が実際の月とずれていると紹介しました。
由来を知るとさらなる疑問が出てくるもので、改めて暦について調べてみました。
せっかく調べたので、暦の歴史について紹介していきたいと思います。
古代ローマの暦では1から10の月と、特に名前のない61日が一年でした。
この時代は月の満ち欠けによって1か月を判断する太陰暦が使われていました。
【ヌマ歴】
ローマ国王 ヌマ・ポンピリウスによって、11番目(現在の1月)と12番目(現在の2月)の月が追加され、2年に一度閏月として13番目の月が入ることになりました。
また、考え方や政治上の都合から年を重ねるごとに、月の名前と実際の順番にずれが生じました。
【ユリウス暦】
紀元前45年、ユリウス・カエサルは古代エジプトの知識を活用して太陽暦を基にしたユリウス暦を導入しました。
(クレオパトラとイチャイチャしていただけではなくしっかり知識も得ていたんですね)
ずれていた暦と季節を合わせたり、各月の日数を調整し、一年=365日としました。
簡単ですが、月が増えたり減ったりした歴史を紹介しました。
現在使われている一年=365日、12か月の暦の原型を作ったのは
かの有名なユリウス・カエサルでした。
月の英語の名前の由来を調べていたらユリウス・カエサルにたどり着いて驚いています。
暦についても奥が深くなかなか楽しいので、引き続き勉強を進めてまた紹介したいと思います。
by M.Yuda